ITSMに期待される3つの効果
ビジネス視点でのITサービス運用へ転換
ITSMでは、ビジネス部門のユーザーを「顧客」と定義します。ITSMによって、バックオフィス・運用視点でのITサービス運用から、顧客へ提供する価値を念頭に置いたITサービス管理へ転換されます。
情報システム業務のルール化
ITSMでは、規定に基づきITサービスをルール化します。ビジネス部門からのサービスリクエストの処理やインシデント発生時の対応がマニュアル化されることで、ITサービス品質を一定に保つことができます。
コストの適正化
ITSMは、コストの最適化を支援するITサービスシステムです。資産・構成管理では、アプリケーション・ハードウェア・ホスティングなどの重複と無駄なIT資産の購入や重複を防ぎます。また、ナレッジ管理やプロジェクト管理により、IT運用スタッフの業務効率化を推進します。