ITIL V3の基本
ITIL V3インシデント管理
今日のビジネス環境では、障害なくシームレスに業務を遂行することが不可欠です。組織内のサービスに予期せぬ障害が発生した場合、生産性が低下します。ITIL V3インシデント管理プロセスでは、効果的なインシデント処理とインシデント解決のための一連のベストプラクティスを採用し、ダウンタイムを最小限またはゼロに抑えてスムーズなビジネス運用を実現します。
ITIL V3変更管理
いかなる組織でも変化を避けることは出来ません。テクノロジーは絶えず変化しており、入れ替える必要性があります。また、既存のソリューション/アプリケーションをアップグレードする必要も出てくるでしょう。ITIL V3では 変更管理と呼ばれる一連のベストプラクティスを提供し、変更の効率的な処理・優先付け・展開を実行します。変更管理を効果的に利用して、ダウンタイムを回避しましょう。
ITIL V3問題管理
問題管理チームは、根本原因分析(RCA)を実行し、繰り返し発生するインシデントの恒久的な修正または回避策を見つけます。重大なインシデントの発生を回避するには、効果的なコミュニケーション戦略を持ち、プロアクティブなアプローチに従うことが推奨されます。問題とは、原因が不明な1つ以上のインシデントのことです。問題管理では、解決策が不明な既知のエラーデータベース(KEDB)が保持されます